2023/10/16
歯周病は一見、取るに足らない問題かもしれませんが、その影響は口内だけに留まらない重要な健康課題です。このセクションでは、歯周病がどのように発生するのか、そしてその初期段階で何が見られるのかを詳しく解説します。
歯周病発生のメカニズム
歯周病は主にプラーク(歯垢)の蓄積によって発生します。このプラークが歯や歯肉に付着し、炎症を引き起こすのです。良い口内環境を保つことが、歯周病を未然に防ぐ第一歩です。
なぜ治療が避けられないのか?
歯周病は進行が早く、放置していると歯が緩む、口臭がする、さらには歯を失うといった重大な結果を招きます。そのため、症状が見られたら早急に治療を開始する必要があります。
初期段階でのサインと対応策
歯周病の初期症状には、歯磨きや食事中の歯肉出血、口臭などがあります。これらが見られた場合、早めに歯科医に相談することが大切です。また、日々の正確な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診が予防に役立ちます。
歯周病は進行が早い病気であり、放置すると重篤な健康問題を引き起こす可能性があります。そのため、初期症状に気づいた場合はすぐに対処することが重要です。毎日の口内ケアと定期的な歯科診療が、歯周病を未然に防ぐ最も効果的な手段です。
歯周病と診断された場合、多くの人が何から始めればよいのか戸惑います。この章では、その全行程―初診から治療、そしてその後のケアまで―を易しく解説します。
初めての診察から治療まで
歯周病と思われる症状に気づいたら、最初のステップは信頼できる歯科医による診察です。症状を正確に診断し、最適な治療プランを作成するためには、X線や歯肉のチェックなど、いくつかの診断テストが行われます。テストの結果に基づき、歯科医は個々の症状や進行度に適した治療方法を提案します。
歯周病のストップ戦略
治療プランは人それぞれ異なりますが、一般的な初期治療としては、スケーリングとルートプレーニングが行われることが多いです。これは歯石やプラークをしっかりと除去し、歯肉の炎症を抑えるためのものです。さらに、抗生物質を用いた治療や、症状が進行している場合は手術が必要なケースもあります。
アフターケアの大切さ
治療が完了した後も、アフターケアは欠かせません。毎日の歯磨きはもちろん、フロスやインターデンタルブラシを使って、歯間部分もしっかりとケアすることが重要です。また、3~6ヶ月に1回はプロフェッショナルクリーニングを受けることをおすすめします。
歯周病は完治というわけではありません。治療が終わっても、日々のオーラルケアと定期的な診療が必要です。歯科医と密接に連絡を取り、必要なケアを続けることで、歯周病の再発を防ぐことができます。健康な口元を保つために、治療だけでなくその後のケアもきちんと行いましょう。
歯周病と歯の紛失は密接に関連しており、一方がもたらす影響は他方にも影を落とします。この章では、歯を失う背後の事実、歯の紛失が口の健康や外見に与える影響、そしてその全体的な変化について探ります。
歯を失う背後の事実
歯を失う一つの大きな要因が歯周病です。歯周病は、歯肉と歯を支える骨が炎症を起こす病気であり、進行すると歯が自然に抜け落ちる場合もあります。歯周病が初期段階であれば、適切な治療とケアで症状は改善可能です。しかし、放置すると歯の紛失は避けられなくなる可能性が高まります。
歯の紛失の影響
歯が失われると、噛む力は当然に減少しますが、それだけではありません。言語の発音にも影響を与え、また顔の形状が変わることで、老けた印象を与える場合もあります。外見が変わることで自信も失われがちであり、これが心の健康にまで影響を及ぼすことがあります。
全体的な口の健康の変化
歯の紛失は、残っている歯にも負担をかけます。隣接する歯が移動することで、歯のアライメントが乱れる可能性があります。また、歯がない部分は食べ物が詰まりやすく、新たな歯周病の発生を招きかねません。全体として、口腔内のバランスが崩れることで、次第に食事や口腔ケアが困難になり、生活の質が低下していく可能性があります。
歯の紛失は、歯周病が進行した結果として起こることが多いですが、それは避けられる場合も多いです。歯周病の早期発見と治療、そして適切な口腔ケアが紛失を防ぐ鍵です。そして一度歯を失ってしまった場合でも、インプラントなどの治療法で機能と美しさ、そして自信を取り戻すことは十分可能です。
インプラント治療は、歯の紛失に対する最先端の解決策の一つです。この章では、インプラントの魅力、適用される場面、そしてその種類について詳しく説明します。
インプラント治療の魅力
インプラント治療は、失われた歯を非常に自然な形で再現することができる最先端の治療法です。自分の歯のように噛むことができ、見た目も自然です。さらに、適切なケアをすれば長持ちするため、一度治療を受ければ長期間その効果を享受できます。また、インプラントは隣接する健康な歯に影響を与えず、骨の吸収も防ぐことが可能です。
どんな場面でインプラントが考えられるか?
インプラント治療は、1本だけの歯が失われた場合から、全ての歯が失われた場合まで多岐にわたります。たとえば、交通事故で前歯を失った、あるいは歯周病が進行して複数の歯がダメージを受けた場合などが考えられます。その他、加齢や持病によって歯が弱くなり、最終的には抜歯が必要になったという場合でも、インプラントは有効な治療方法となります。
インプラントのバリエーション
インプラントにはいくつかの種類があります。一般的には、根幹部となるスクリュー、その上に取り付けるアバットメント、そして最後にセットされる人工の歯(クラウン)から成り立っています。材料や形状、サイズにもバリエーションがありますので、患者さんの状態や要望に応じて最適なものが選ばれます。
インプラントは、その耐久性、機能性、美観性において高い評価を受けています。しかし、その成功には適切な診断と専門的な治療が不可欠です。歯科医としっかりとコミュニケーションを取り、自分に最適な治療法を選ぶことが大切です。
歯周病からの回復は一筋縄ではいきませんが、その先には再び安心して噛める、話せる生活が待っています。それが、インプラント治療です。ここでは、インプラントが歯周病を乗り越えた方々にどのような恩恵をもたらし、その実用性、信頼性、持続性をどう活かすか、そして日常生活でどのような役割を果たすのかについて、具体的に説明します。
インプラントの機能的な恩恵
歯周病で歯を失った後の選択肢として、インプラントは非常に有用です。その理由は、見た目だけでなく、機能性においても自然な歯に極めて近いからです。噛む力も自然な歯に近く、食事の質や会話の際の自信が大きく向上する可能性があります。
信頼性と持続性
インプラントは耐久性と安定性が高く、適切なメンテナンスとケアによっては、長期にわたって使用することが可能です。特に歯周病からの回復を果たしたいと考える方々にとって、インプラントは再発を防ぎ、安心して日常生活を送るための強力なオプションとなるでしょう。
日常生活の中でのインプラントの役割
インプラントは不快なズレや痛みがなく、日常生活においても高い実用性を発揮します。食事はもちろん、笑う、話す、噛むといった日常的な動作がスムーズに行えるようになります。これが、自信を取り戻し、人とのコミュニケーションにも前向きな影響をもたらします。
歯周病は口内環境だけでなく、全身の健康にも影響を与える重要な問題です。その治療が成功した後、インプラントは新しい生活のステージを築くための強力な手段となりえます。高い信頼性と持続性により、日常生活での多大な恩恵を受けることが可能です。ただし、このような高度な治療は専門医の診断と指導が必要ですので、まずは信頼できる歯科医に相談することが重要です。
歯の問題に対する長期的な解決策として、インプラントは多くの患者にとって最適な選択肢となっています。しかし、手術の前後、そしてその過程は不安が多いものです。ここでは、その一連の流れを簡単に説明し、何を期待できるのかを明らかにします。
インプラント施術の前後の期間
インプラント手術の前には、しっかりとした診断と計画が必要です。これには、レントゲンやCTスキャンが含まれ、どのような種類のインプラントが適しているかを医師と一緒に決定します。手術後には、定期的なフォローアップとメンテナンスが必須となります。
手術から完治までの旅
手術は通常、局所麻酔下で行われ、その後数ヶ月の治癒期間が必要です。この間、一時的な歯を装着したり、定期的にクリニックを訪れて進行状況を確認します。完治した後も、定期的なチェックとクリーニングが必要です。
手術の安心感と実際の結果
インプラント手術は高度に専門的なものであり、経験豊富な医師によって行われれば、非常に成功率が高いものです。正確な診断、計画、施術によって、予期せぬ問題を最小限に抑え、長期にわたる良好な結果を得ることができます。
インプラント治療は複数のステップで構成され、それぞれにおいて専門的なケアが必要です。患者自身が治療の過程を理解し、その進行状況をしっかりと把握することで、より安心感を持って治療を受けることが可能です。手術から完治までの過程は時間と努力が必要ですが、その結果として得られる生活の質の向上は計り知れません。
歯のインプラント治療後、一息つく時間があるかもしれませんが、その後のケアが非常に重要です。特に、インプラント周辺で歯周病が再発する危険性があります。この章では、再発を引き起こす要因、インプラント周囲での注意点、そしてインプラントと天然の歯の組み合わせについて詳しく説明します。
再発を引き起こす要因
歯周病の再発の原因は多く、一般的には口内ケアの怠慢、喫煙、ストレス、糖尿病などがあります。特に、インプラントの周辺は自然な歯よりも汚れやすく、また、その清掃が難しい場合があります。これが、歯周病の再発を招きやすくする要因となります。
インプラントの周辺の注意点
インプラントがある場合、特にその周囲の清掃には注意が必要です。ブラッシングはもちろん、フロスや歯間ブラシ、水フロスなども活用して、しっかりとケアを行いましょう。また、半年に一度は専門の歯科医によるクリーニングを受けることが推奨されます。
インプラントと天然の歯の組み合わせ
インプラントと天然の歯が一緒にある場合、それぞれのケアが重要です。天然の歯が歯周病に感染すると、その細菌がインプラントにも影響を与える可能性があります。逆に、インプラント周辺が不衛生な状態になると、天然の歯にも悪影響を及ぼす可能性があります。
インプラント治療は一過性のものではありません。治療後も継続的なケアが必要で、特に歯周病の再発には十分な注意が必要です。定期的な歯科診療と日々の口内ケアで、インプラントも天然の歯も健康に保つことが可能です。
インプラント治療が成功しても、その後の維持ケアが不十分だとインプラント周囲炎という問題が出てくる可能性があります。この章では、インプラント周囲炎の事実、日々のケアでの予防策、そして正しい知識と誤解を避けるために知っておくべきことについて解説します。
インプラント周囲炎の事実
インプラント周囲炎は、インプラントとその周囲の組織に炎症が起こる状態を指します。症状が進行すると、インプラント自体が不安定になり、最悪の場合、失敗につながる可能性があります。そのため、早期に対処することが重要です。
日々のケアでの予防策
日々の口内ケアが、インプラント周囲炎の予防には非常に効果的です。特にブラッシングとフロッシングは基本中の基本。加えて、口内の乾燥を防ぐために、十分な水分摂取も重要です。定期的に歯科医によるチェックとプロフェッショナルクリーニングを受けることで、問題が早期に発見される可能性が高まります。
正しい知識と誤解を避けるために
よくある誤解として、「インプラントは天然の歯と同じようにケアしなくても大丈夫」というものがあります。しかし、これは大きな間違い。インプラント周囲の組織も天然の歯同様にケアが必要であり、そのケアが不十分だとインプラント周囲炎につながります。また、一般的な歯磨き粉やマウスウォッシュがインプラントに対しても効果的であると考えるのは危険です。必ず歯科医と相談して、適切なケア製品を選ぶようにしましょう。
インプラント周囲炎は単なる「可能性」ではなく、「現実」であり得る問題です。だからこそ、日々の正確なケアと、専門家との連携が不可欠です。誤解や早計な判断がトラブルを引き起こす可能性があるため、常に正確な知識と継続的なケアで、インプラントの健康を維持しましょう。
インプラントは天然の歯に近い形で機能と美観を回復させますが、その寿命は正確なケアに大いに依存します。この記事では、ブラッシングのテクニック、さまざまな歯間クリーニングツール、そして専門家のクリーニングの重要性について詳述します。
ブラッシングのテクニック
ブラッシングは口腔ケアの基本ですが、インプラントを持っている場合、そのテクニックは少し異なる場合があります。特に、インプラントの周りは細菌に感染しやすいので、ブラシの種類や動きに注意を払う必要があります。柔らかめの毛のブラシを選び、インプラント周辺を優しく、しかししっかりと掃除することが重要です。
さまざまな歯間クリーニングツール
歯間ブラシやフロス、ウォーターピックなど、歯間をきれいにするためのツールはいくつかあります。インプラントの場合、特に注意が必要なのは歯間の細菌除去です。歯間ブラシは狭い場所にもアプローチできるため、インプラント周りのケアに特に有用です。
専門家のクリーニングの価値
もちろん、自宅でのケアだけでは不十分な場合もあります。定期的に歯科医によるプロフェッショナルクリーニングを受けることで、難しい場所の汚れもしっかりと除去できます。専門家のクリーニングは、インプラントの長寿命化だけでなく、全体的な口腔健康にも寄与します。
インプラントのケアは、天然の歯のケアといくつか異なるポイントがあります。これを理解し、適切なブラッシングテクニックと歯間クリーニングツールを用いること、そして専門家の手による定期的なケアを受けることが、インプラントの持続的な健康を保つ鍵となります。
日常の口腔ケアは大切ですが、それだけでは十分でない場合も多くあります。この節では、プロによるクリーニングの重要性、早めの対応がもたらす長期的な利点、そして歯科医とのオープンなコミュニケーションの価値について詳しく述べます。
プロのクリーニングの必要性
プロによる歯科クリーニングは、日常のブラッシングやフロッシングでは到達できない部分までしっかりと掃除します。これによって、歯垢や歯石の除去、および細菌の成長を抑制することができます。特に歯周病のリスクがある人にとって、プロのクリーニングは予防と治療の両方で非常に有効です。
早めの対応の長期的な利点
症状が出始めたらすぐに専門家の意見を求めることで、問題を早期に発見し対処することが可能です。これが長期的には治療費の削減、さらには痛みや不快な症状の軽減につながります。早めの対応は、後で大きな問題に発展する前にそれを防ぐ最良の方法です。
歯科とのオープンなコミュニケーション
歯科医とのオープンなコミュニケーションは、成功した診療の鍵です。自分の症状や懸念、生活習慣をしっかりと伝えることで、最も適した治療計画を一緒に考えることができます。このようなパートナーシップは、継続的な口腔健康の維持に不可欠です。
継続的な歯科診療は、ただ単に問題を解決するだけでなく、将来的な問題を予防する役割も果たします。プロのクリーニング、早めの対応、そして歯科医とのコミュニケーションは、全体的な口腔健康を維持するための三つの柱と言えるでしょう。
歯科インプラントは、歯を失った後の生活の質を高めるための優れた選択肢ですが、その成功にはいくつかの重要な要素が関わっています。ここでは、日々の歯周ケア、歯科医との連携、そしてインプラントの定期的なチェックアップに焦点を当て、インプラントが成功するために何をすべきかを解説します。
日々の歯周ケアの継続
インプラントがうまく機能するためには、その周りの歯茎が健康であることが不可欠です。日々の歯周ケアが不十分だと、インプラント周囲炎や歯周病のリスクが高まり、インプラントの寿命が短くなる可能性があります。ブラッシング、フロッシング、専用の口腔ケア製品を使用することが、このリスクを低減するための基本的なステップです。
歯科医との連携
インプラント治療は複雑で、高度な専門知識が求められるため、歯科医と密に連携を取ることが重要です。インプラントの選択から手術、アフターケアに至るまで、患者と歯科医との信頼関係が強いと、治療の成功率が高まります。治療に対する疑問や不安があれば、遠慮せずに歯科医に相談することが大切です。
インプラントの定期的なチェックアップ
インプラントの成功を維持するためには、定期的なチェックアップが欠かせません。これにより、問題が発生する前にそれを把握し、適切な対策を講じることができます。チェックアップでは、インプラントの緩み、歯茎の状態、そして咬み合わせなどが詳細に調査されます。
インプラント治療の成功は、日々のケア、歯科医との連携、そして定期的なチェックアップが一体となって達成されるものです。これらの要素をしっかりと実践することで、長期的に安心してインプラントを使用することができます。
インプラント治療と歯周ケアは、多くの場合、相当な費用がかかると感じられるかもしれません。しかし、これらのコストに対する認識を「投資」の観点から考えることで、その価値が明らかになります。本項では、初期の投資と維持のバランス、健康への投資の長期的なメリット、そしてインプラント治療の資金の工夫について説明します。
初期の投資と維持のバランス
インプラント治療の初期費用は確かに高いものですが、その価値は長期的に見ると十分に取り戻せるものです。維持費用も比較的低く、特に定期的なケアをしっかりと行えば、その寿命も長くなります。また、歯周ケアに一定の費用をかけることで、高額な治療費用を未然に防ぐことが可能です。
健康への投資の長期的なメリット
歯や口腔の健康は、全身の健康にも密接に関連しています。インプラント治療や歯周ケアへの投資は、食事の質の向上や発話能力の維持、さらには自信や生活の質の向上にも寄与します。このような健康への投資が、長期的にはストレスの軽減や健康寿命の延長につながる可能性が高いです。
インプラント治療の資金の工夫
インプラント治療を考える際、資金計画も非常に重要です。多くの歯科医院では分割払いや長期的な支払いプランが提供されています。さらに、医療費控除などの制度を活用することで、負担を軽減することが可能です。計画的に資金を用意し、事前に相談をすることがおすすめです。
インプラント治療と歯周ケアは、費用がかかるものですが、その価値は多角的で長期的にも非常に高いです。初期投資と維持費、健康への投資の価値をしっかりと理解し、賢い資金のプランニングを行うことで、無理なく治療を受け、その恩恵を享受することが可能です。
歯周病という症状は、一度始まるとその進行が急速になる場合があり、多くの方がその厳しさを実感しています。しかし、医療の進歲により、そのような状況でも回復の道が開かれています。この項目では、歯周病から回復した実際の患者の話を通じて、治療体験のシェア、インプラントの日常、そして満足度と得られた結果について紹介します。
治療体験のシェア
人それぞれの歯周病治療体験は、患者や医療チームにとって非常に教訓的なものとなります。実際に治療を受けた人々は、その過程でどのような感情や困難に遭遇したのか、そしてどのようにそれを乗り越えたのかを共有することで、他の患者にも希望と勇気を与えることができます。
インプラントの日常
インプラント治療を受けた後の日常生活は、多くの場合、前よりもずっと快適です。食事の制限が少なくなり、話す際の不快感も軽減され、自信を取り戻すことが多いです。インプラント治療後の患者は、通常、その日常の改善に驚くことが多いと報告しています。
満足度と得られた結果
多くの患者は、インプラント治療後に感じる満足度が非常に高いと報告しています。それは、単に美しさだけでなく、機能的な面でもその効果を実感しているからです。食事の質が向上したり、社交場での自信がついたりと、様々な面でその恩恵を受けています。
歯周病やその他の口腔問題に苦しみ、悩んでいる方々にとって、実際の患者の声は非常に心強いものとなるでしょう。そして、その声には、次なるステップへの希望と具体的な方法が詰まっています。最新の治療法やケアによって、ほとんどの人々がより良い生活を送ることができるという事実を、多くの患者の物語が証明しています。
インプラント治療は高度な専門性が求められるため、その選び方やアドバイスについては特に注意が必要です。このセクションでは、正しい歯科医を選ぶポイント、インフォームドコンセントの意義、そして実際の結果への期待値の調整について詳しく解説します。
正しい歯科医を選ぶポイント
歯科医の選び方は、成功のための最も重要なステップの一つです。資格や経験、口コミ、過去の症例などを総合的に評価することが重要です。特に、インプラント治療の経験が豊富な医師を選ぶことで、高い成功率と満足度を期待できます。
インフォームドコンセントの意義
「インフォームドコンセント」とは、患者自身が治療に関する十分な情報を得て、その上で意志決定を行うことを意味します。歯科医から提供される情報は、治療の選択肢、リスク、費用など多岐にわたります。その情報をしっかりと理解し、納得した上で治療を受けることが、後悔のない選択をするためには不可欠です。
実際の結果への期待値の調整
多くの人々がインプラント治療に対して非常に高い期待を持っていることがあります。確かに、多くのケースで優れた結果が得られますが、全ての症例で100%の成功が保証されるわけではありません。歯科医としっかりとコミュニケーションを取り、現実的な期待値を持つことが重要です。
インプラント治療を成功させるためには、専門的な知識と経験を持つ歯科医を選び、しっかりとしたインフォームドコンセントを経て治療に臨むことが必要です。また、現実的な期待値を持つことで、後悔のない治療を受けることができます。
インプラント治療は、歯周病を乗り越えた人々にとって新たなスタートとなる重要な選択肢です。しかし、インプラント治療が終わった後も、口腔の健康は継続的なケアが必要です。この最終章では、新しいスタートへの第一歩、健康な口を保つための継続的なアクション、そして歯周病患者にとって最適な道について詳しく説明します。
新しいスタートへの第一歩
インプラントは、歯がないことによる噛み合わせの問題や自信の喪失を解決するための新しい始まりです。しかし、この新しいスタートを成功させるためには、インプラントの正確なケアと管理が必要です。新しい口腔の状態に適応し、日常のケアに取り組むことで、インプラントは長持ちするでしょう。
健康な口を保つための継続的なアクション
インプラント治療後も、口腔ケアは欠かせません。日常のブラッシングやフロス、定期的な歯科検診とクリーニングが重要です。また、タバコや過度なアルコール、砂糖の摂取を控えるなど、生活習慣にも注意を払いましょう。
歯周病患者のための最適な道
歯周病は再発しやすい病気であり、特にインプラントがある場合、その周囲のケアが非常に重要です。定期的な専門のケアと自宅での丁寧なケアが、インプラントを成功に導く鍵です。歯科医との継続的なコミュニケーションで、歯周病のリスクを最小限に抑えましょう。
歯周病を乗り越え、インプラントで新たなスタートを切ることは可能です。しかし、それには継続的なケアと注意が必要です。歯科医としっかりとコミュニケーションを取り、正しいケアの方法を学び、実践することで、健康な口腔の未来が開かれるでしょう。
東京都品川区YDC審美インプラント治療専門ガイド
監修:山手歯科クリニック(大井町・戸越公園)
2023/09/22
本日は治療を行った患者さまのビフォーアフターをご紹介します。
※ご紹介している症例は、あくまでも患者様固有の症例ですので、実際には患者様によって治療期間や、治療法など個人差がございます。
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《治療名》
欠損部のインプラント治療
《患者さん》
40代 男性
《執刀医》
大塚院長
《治療内容》
左右奥歯欠損部のインプラントブリッジ治療
《治療期間》
8回 (11ヶ月)
《費用》
インプラント手術準備費:¥33,000
インプラント:¥275,000×4
アバットメント:¥55,000×4
インプラント上部ジルコニア:¥187,000×4
インプラントポンティック:¥143,000×2
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計 ¥2,387,000
《治療に対するリスク》
インプラント治療においては、術後一時的な疼痛や腫れが起こる場合があります。
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ご自身の歯でお悩みを抱えている方、お気軽にご相談下さい☺
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
東京都品川区YDC審美インプラント治療専門ガイド
監修:山手歯科クリニック(大井町・戸越公園)
2023/08/07
歯を失った場合に歯を補う治療法として近年注目されているのがインプラント治療です。
周りの歯に負担をかけずに歯の機能を回復する治療法で、審美性にも優れているなどのメリットもあります。
治療を検討している方は、インプラントに関する知識を身につけておく必要があるでしょう。
この記事では、インプラント治療に欠かせないアバットメントの役割について解説します。
アバットメントはインプラント体と上部構造を繋げるだけではありません。
どのようなものなのか、ぜひ内容をご覧ください。
インプラントの構造を説明します。
次の3つの部品から成り立っているのがインプラントです。
・インプラント体(人工歯根)
・被せ物(人工歯/上部構造)
・アバットメント
まず歯がなくなった部分の歯茎にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込み、アバットメントを装着します。
その上に被せ物(人工歯/上部構造)を被せるのがインプラント治療です。
インプラント治療におけるアバットメントは、歯の土台となるものです。
アバットメントは、インプラント体と上部構造を連結している部分を指します。
アバットメントは小さな部品で、治療後は外から見えません。
ですが、インプラント治療では非常に重要な役割を果たしているのです。
インプラントの術式には、「1回法」と「2回法」があります。
・1回法……外科手術を1回のみ行う治療法
・2回法……外科手術を2回に分けて行う治療法
そして、1回法で使われるインプラントには以下の2種類があります。
・1ピース型……インプラント体とアバットメントが一体型のもの
・2ピース型……インプラント体とアバットメントが分かれているもの
1ピース型ではインプラント体とアバットメントが一体となっているため、アバットメントがありません。
インプラントの1回法で選択できる1ピース型と2ピース型には、それぞれメリットとデメリットがあります。
メリット |
デメリット |
|
1ピース型 |
・手術回数が少ない ・身体への負担が少ない ・治療期間が短い ・ネジの緩みがない |
・骨の厚みによって適応できない ・1回法に限られる ・上部構造の形が限られる ・トラブル発生時は全撤去になる |
2ピース型 |
・適応症例が幅広い ・1回法と2回法どちらにも対応できる ・上部構造の選択肢が広い ・ダメージのリスクが少ない |
・手術回数が多い ・身体への負担が大きくなる ・コストがかかる ・治療期間が長くなる ・ネジが緩む恐れがある |
どちらが優れているということはありませんが、それぞれの特徴を理解して自身に合った治療法を選択しましょう。
インプラント体とアバットメントはスクリュー(ネジ)を使用して締結します。
まず行うのが、歯がなくなった部分の歯茎へのインプラント体の埋め込みです。
そこに、歯の土台となるアバットメントを装着します。
そのアバットメントに上部構造を被せ、スクリューで固定したら治療が終了です。
インプラント治療ではアバットメントは欠かせません。
では、アバットメントによってどのような効果があるのでしょうか。
インプラント治療におけるアバットメントの役割は以下の通りです。
・上部構造とインプラント体を連結させる
・インプラントの強度を補強する
・インプラントを目立ちにくくする
・噛む方向を補正する
・上部構造を保護する
順番に詳しく解説していきます。
アバットメントが持つ最も重要な役割は、上部構造とインプラント体を連結させることです。
インプラント体、そしてアバットメントはそれぞれネジで固定されています。
このネジの締め具合によって上部構造との距離を細やかに調整するのです。
もし上部構造が破損したら、その部分だけを交換すれば良いため治療が簡単に済むでしょう。
アバットメントにはインプラント自体の強度を高める役割も担っています。
インプラント体と上部構造の間にあるアバットメントが、クッション効果をもたらすのです。
これにより、インプラント体に直接のダメージがかからないようにし、強い力がかかっても破損しないように働きます。
インプラントを目立ちにくくするのも、アバットメントの役割です。
基本的にインプラント体は、外からは見えません。
ところが何らかのトラブルが起きたときにインプラント体が露出して、審美性に欠けてしまう場合があります。
しかしアバットメントがあると、インプラント体を隠して目立たなくできるのです。
万が一に露出した事態に備えて、アバットメントの素材は審美性に配慮した選択もできます。
アバットメントは、上部構造の角度を補正する役割も持っています。
インプラント体は顎の骨に埋入しますが、角度調整が難しく、骨の状態によっては真っ直ぐに埋め込めない場合があるのです。
インプラント体が斜めに埋め込まれると上部構造も傾き、噛み合わせが悪くなります。
しかしアバットメントで傾きを補正できるため、理想的な角度で上部構造を被せられるでしょう。
アバットメントには、インプラント体だけでなく上部構造を保護する役割もあります。
インプラント体が傾いた状態で埋入してしまっても、角度のついたアバットメントを取り付けると、適切な角度で噛めるようになるのです。
これにより、ものを強く噛んだ場合でも上部構造が破損するのを防ぐことができます。
インプラントに使われるアバットメントの材質は、大きく分けて以下の5つです。
・純チタン
・チタン合金
・金合金
・ジルコニア
どの素材が使われるかは歯科医師の判断、もしくは相談の結果で使い分けられます。
それぞれの素材の特徴を説明しますので、ご覧ください。
純チタンアバットメントは、99%チタンでできているアバットメントです。
生体親和性が高く馴染みやすいのがメリットですが、チタン合金に比べると強度が高くありません。
審美性も高くないため、インプラント治療においてはほとんど使われない素材です。
チタン合金アバットメントは、チタンをベースにアルミニウムなどを組み合わせた合金のアバットメントです。
生体親和性が高く馴染みやすいため、インプラント治療ではよく使われる素材となります。
ただし、金属でできているため、外から見た際の審美性は低いです。
また、加工が純チタンに比べて難しいため、コストがかかるなどのデメリットがあります。
金合金アバットメントは、金などを用いた合金で作られているアバットメントです。
適度な硬さがあるためインプラント体と適合しやすいと言われています。
しかし金合金だと金属部が見えてしまうかもしれません。
強度に優れるぶんコストが高くなる可能性があります。
ジルコニアアバットメントは、人工的に生成された石であるジルコニアでできたアバットメントです。
この素材は金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
他の金属素材と違って審美性が高く、見た目は自然です。
インプラント治療に欠かせないのがアバットメントです。
ですが、一度連結させれば一生使えるというものではありません。
アバットメントで起こり得るトラブルについて詳しく説明しますので、ぜひチェックしてみてください。
アバットメントでは嚙み合わせに問題が生じる可能性があります。
アバットメントは、ネジの締め具合によって噛み合わせを細かく調整するものです。
しかし噛み合わせが悪い状態で上部構造を装着してしまうと、食べるのはもちろん、発音にも問題が生じます。
噛み合わせに問題があると感じた場合、早めに歯科医院に相談して調整してもらう必要があるでしょう。
インプラントを使い続けていると、アバットメントが緩んで痛みを感じる場合があります。
これは、アバットメントが緩んでしまったために、顎の骨に負担がかかってしまっている可能性が高いです。
顎の骨に負担がかかっていると噛み合わせがどんどん悪くなったり、インプラント体や上部構造にまで大きなダメージを受けてしまったりします。
痛みを感じる場合は早めに歯科医院を受診しましょう。
アバットメントはインプラント自体の強度を強くし、快適にインプラントを使うために重要な役割を果たします。
ですが、治療後の扱い方によっては、インプラントの寿命を縮めてしまうのです。
インプラントを長持ちさせるためのポイントを紹介するので確認しておきましょう。
インプラントを長持ちさせるには、日々のブラッシングを丁寧に行いましょう。
治療後の歯を健康に保つためには、毎日のセルフケアを怠ってはなりません。
治療後に発症する恐れがあるのは「インプラント周囲炎」という炎症です。
インプラント周囲炎は、歯磨きで落としきれなかった歯垢が溜まって起こるので、丁寧なブラッシングを徹底するとリスクが軽減されます。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使用すると、磨き残しを減らせるでしょう。
歯科医院での定期的なメンテナンスも、インプラントを長持ちさせるのに大切です。
セルフケアはもちろん大事ですが、歯ブラシでは届きにくい汚れもあります。
定期検診を行えば、インプラントやその周辺に異常や噛み合わせの問題はないかなどを詳しく調べてもらうことが可能です。
さらに専用の器具で歯をクリーニングしてもらえるので、歯ブラシでは届きにくい部分の汚れ・歯石・歯垢・着色汚れなどを落とせます。
インプラントの寿命を延ばすためには、口腔内の健康を保つ必要があります。
しかし喫煙をしている場合、歯肉の血流を悪化させて歯周病のリスクが高まり、寿命が短くなりやすい傾向にあるのです。
また、骨とインプラントがしっかり結合しなくなり、手術が失敗する可能性もあります。
せっかく埋め込んだインプラントを守るためにも、禁煙や喫煙回数を減らすなどの対策が望ましいでしょう。
インプラントは衝撃を与えられると破損してしまいますので、歯ぎしりや食いしばりなどの癖は改善しましょう。
どんなに強度が高い素材を使用しても、ダメージを100%回避するのは困難です。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、直接的な負荷がかかってしまいます。
インプラントの破損やインプラント周囲炎を引き起こすリスクが高まるので、就寝時はナイトガードを使うなどの対策が必要です。
インプラント治療を長持ちさせるには、必ず信頼できる歯科医院を選びましょう。
インプラント治療は、虫歯や歯周病治療などに比べると非常に専門性が高い治療です。
治療結果は医師によって差が出ると言っても過言ではありません。
インプラント失敗とならないためには、信頼できる歯科医院選びが必要になります。
カウンセリングを受けたり、実際に治療を受けた人の口コミを参考にしたりするのがおすすめです。
違和感があったらすぐに歯科医院を受診するのも、インプラント治療では大切です。
口腔内のトラブルは早期発見・早期治療が重要です。
インプラント周囲炎は自覚症状がないケースも多く見られます。
インプラントの再手術となると費用が高額になる可能性が高いので、違和感があったら早めに歯科医院を受診しましょう。
この記事では、インプラント治療におけるアバットメントの役割について解説しました。
アバットメントには次のような役割があります。
・上部構造とインプラント体を連結させる
・インプラントの強度を補強する
・インプラントを目立ちにくくする
・噛む方向を補正する
・上部構造を保護する
アバットメントという小さな部品でも、インプラント治療において重要な役割を担っているのです。
こうした知識を頭に入れておけば、インプラント治療を受ける際、医師の説明がスムーズに理解できるでしょう。
インプラント治療は基本的に自由診療となり、費用が高額になるケースが多いです。
少しでも長く使うために、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
監修:理事長/齋藤和重
2023/08/07
歯を失った場合の治療法としてインプラント治療は人気です。
入れ歯やブリッジと比較して、インプラントは機能性や審美性に優れています。
しかし、何らかの原因でインプラントを除去しなければならないケースもあるので注意が必要です。
この記事では、治療後にインプラントを除去しなければならなくなる原因と除去する方法について解説します。
他にも、除去とならないために気をつけることについてもまとめました。
インプラント治療を検討している方は、ぜひ内容をご確認ください。
インプラントの寿命は10~15年です。
顎の骨と結合するインプラント体が外れたときにインプラントの寿命が訪れます。
しかしそれ以前でも以下のような理由でインプラントを除去しなければならない可能性があるのです。
・インプラント体の破損
・インプラント周囲炎
・アレルギー症状
・術後の神経麻痺
・手術の不具合
・噛み合わせ
・上顎洞炎
治療後にインプラントを除去する必要があるケースについて詳しく解説します。
インプラント体が破損すると除去が必要です。
インプラントは以下の3つに分かれています。
・インプラント体(人工歯根)
・被せ物(人工歯/上部構造)
・アバットメント
上部構造が欠けたり破損したりした場合は作りなおしができるケースが多いでしょう。
しかしインプラント体が破損した場合は修理するのが難しく、除去しなければならなくなるのです。
周辺組織に炎症が起こるインプラント周囲炎でも除去が必要になる場合があります。
インプラント周囲炎の初期段階が「インプラント周囲粘膜炎」です。
インプラント周辺の歯茎に赤みや腫れが生じるものの、ほとんど自覚症状がありません。
気付いたときには症状が悪化してインプラント周囲炎になっている場合もあるのです。
インプラント周囲炎になってしまうと、腫れや出血、周囲の骨が溶けるなどの症状が考えられます。
予後が不良と判断される場合は、インプラント体を除去しなければならなくなるでしょう。
インプラント周囲炎のリスクを高める原因には、以下のものがあります。
・治療後のメンテナンスが不足している
・過去に歯周病にかかったことがある
・全身疾患を抱えている
・歯並びが悪い
・喫煙習慣がある
・常に口呼吸をしている
大前提として、インプラント周囲炎の大きな原因となるのは歯垢や歯石です。
そして治療後に歯磨きを丁寧に行っていなければ歯垢や歯石が蓄積して症状を引き起こしてしまいます。
場合によってはインプラントを除去する必要があるでしょう。
チタンアレルギーのある方は、インプラントを除去しなければならなくなる恐れがあります。
インプラント体の素材は、人体と馴染みやすく、金属アレルギーが起きにくいチタンです。
金属アレルギーであってもインプラントは問題ないと言われています。
被せ物には以下のような素材を使うとアレルギーのリスクが低いでしょう。
・オールセラミック
・ハイブリッドセラミック
・ジルコニア
ただし、チタンアレルギーだとインプラントを使い続けるのは難しくなります。
チタンや金属アレルギーの疑いがある方は、医師に相談のうえでパッチテストなどの検査を受け、リスクについて理解してから治療を受けてください。
術後に神経麻痺が起きた場合も、インプラントの除去が必要になるでしょう。
顔周りには数多くの神経があります。
歯根の近くの下の顎にあるのが下歯槽神経です。
下の顎にインプラント体を埋入すると、ごくわずかですが治療後に神経麻痺引き起こす可能性があります。
インプラント治療においては細心の注意を払いますが、万が一神経を損傷して神経麻痺が確認されたら、インプラントの除去が必要です。
手術による不具合も除去の原因です。
多くは成功しているものの、インプラント治療が当たり前になってきた近年では、失敗や不具合の症例数も増えてきています。
埋入したインプラントがうまく結合しなかったり、インプラントが適切な位置に埋入されなかったりと様々な失敗が考えられます。
インプラント治療の失敗を防ぐためには、適切な歯科医院選びが必要不可欠です。
噛み合わせが悪いのも除去の原因の1つです。
もし嚙み合わせが悪いと一部の歯に負担がかかってしまい、インプラントの寿命を縮めてしまいます。
インプラントに噛み合わせの原因があるときに行うのは、基本的には上部構造の調整です。
それでも噛み合わせが改善されない場合は、インプラントの除去が必要になります。
上顎洞炎でインプラントを除去するケースもあります。
上顎のインプラント治療をする場合、上顎洞炎のリスクがあるので注意しなければなりません。
上顎洞炎はインプラントを埋入する際に、上顎洞と呼ばれる空洞へと人工歯根が突き出て生じます。
万が一、インプラント治療後に上顎洞炎を発症した場合は、インプラントを撤去して適切な治療を受けなければならなくなります。
インプラントを撤去する方法は、以下2種類のどちらかに該当するかで変わります。
・骨がある場合
・骨吸収が進んでいる場合
万が一、インプラント周囲の骨が吸収している場合、骨を削らずに軽く引っ張って抜くことが可能です。
通常の骨がしっかりある場合では、局所麻酔のもと歯茎を切開して骨を露出させ、状態によっては骨を多少削って摘出します。
インプラント除去にかかる費用は、保険適用内か適用外かによって大きく異なります。
保険適用外でインプラント摘出術を受ける場合、自由診療となるため費用は歯科医院によってバラつきがあるでしょう。
保険適用内と保険適用外それぞれのケースについて説明します。
保険診療でインプラント除去するためには、インプラントを埋入した歯科医院以外の施設で治療を受ける必要があります。
さらに、摘出前のレントゲン画像を撮影しておかなければなりません。
これらの条件が揃えば、「歯科用インプラント摘出術」という保険適用内の治療が受けられるのです。
保険診療での歯科用インプラント摘出術は、インプラント体1本あたり460点(4600円)が割り当てられて、3割程度の負担となります。
ただし、骨を削る治療やレントゲン撮影料などは別途負担です。
インプラントの除去を保険適用外で行う場合は全額自己負担です。
歯科医院によっては非常に高額な費用がかかる場合があります。
不安な方はインプラント治療を始める前に費用について確認しておくと良いでしょう。
歯科医院によっては保証制度を設けている場合もあります。
インプラントの除去後には、再びインプラント治療を受けられるのでしょうか。
インプラントの再手術ができる場合とできない場合について詳しく説明します。
インプラントを除去した原因が解消され、除去したインプラントの周囲に骨がしっかりと残っている場合であれば、再びインプラント治療を受けることは可能です。
インプラントの再手術ができないケースは以下の通りです。
・除去したインプラントの周囲に骨がしっかりと残っていない
・炎症がおさまっていない
・歯ぎしりや食いしばりの癖がある
・喫煙している
喫煙や歯ぎしりなどがあるからといって、必ずしも再手術ができないとは限りません。
ただしインプラントの再手術となると大かがりな治療が必要です。
インプラントに悪影響を及ぼすものは排除しておくのが望ましいでしょう。
歯を失った場合の治療法として、インプラントの他にブリッジや入れ歯があります。
万が一、インプラント除去後に再手術が不可能となった場合、これらの方法で失った部分を補う必要があるかもしれません。
それぞれの特徴を理解しておくと選択肢が広がりますので、詳しい説明をご覧ください。
ブリッジは、歯を失った部分の両隣の歯を削り、それを土台にして一体型の被せ物を装着する治療法です。
歯を削るだけなので手術をすることがなく治療ができ、保険適用も可能となります。
ただし、隣接する歯がない場合は適用できません。
入れ歯は、歯がなくなった所の歯と歯茎の形を作って補う、取り外しが出来る装置です。
一部の失った場所だけを補う部分入れ歯と、すべての歯を失った場合に使用する総入れ歯があります。
保険適用も可能となりますが、入れ歯ではインプラントのようにしっかりと噛むのは難しいでしょう。
口腔内で問題が生じた場合、せっかく治療したインプラントを抜かなければならない可能性もあります。
インプラントを除去すると、歯茎が大きく失われた状態になるため、再手術が難しくなるケースが多いです。
除去しなくて済むよう、治療後どのような点に気をつけるべきかを解説します。
インプラントを除去しなくて済むよう、日々の歯磨きを徹底しましょう。
インプラントの清掃がきちんと行われていなければ、インプラント周囲炎が起こります。
予防するためには、日々のメンテナンスが必要不可欠です。
歯垢(プラーク)は歯ブラシで丁寧に磨けば落ちます。
毎日丁寧にブラッシングして、歯垢を除去しましょう。
歯ブラシの他に、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使用すれば磨き残しを減らせるのでおすすめです。
健康な状態を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
治療後も歯科医院に通ってメンテナンスを受けましょう。
インプラント歯周炎は、痛みなどの自覚症状がないケースが多いため自分では気付きにくいという特徴があります。
しかし定期検診では異常がないかチェックしてもらうことが可能です。
さらに、専用の器具を使って歯をクリーニングしてもらえます。
歯ブラシでは届きにくい部分の汚れや、なかなか落とすことができない歯石や着色汚れを取り除けるというメリットもあるのです。
インプラントの除去を避けるためにも、歯ぎしりや食いしばりを改善しましょう。
歯ぎしりや食いしばりなどの癖は、インプラントに過度の負担がかかります。
そして、インプラント埋入部分の骨吸収が起こる可能性が高くなるのです。
インプラント治療を検討している場合や、インプラントを除去した後に再治療をする場合は、これらの癖を改善したうえで治療に臨むのが良いでしょう。
インプラントの除去を防ぐためにも禁煙を考えましょう。
喫煙は歯周病やインプラント歯周炎になる可能性が高まります。
また、タバコに含まれるニコチンは血流を悪くし、インプラントを支える歯茎や骨に必要な栄養が行き渡らず、弱って痛みを伴う場合があるのです。
インプラント治療には審美性が高いというメリットがあります。
タバコを吸うことで見た目も損なわれてしまうので、インプラント治療後は喫煙を控えてください。
インプラント治療は、適切なインプラント専門医を選ぶのも大切です。
治療は、歯科医師の資格を持っていれば誰でも行えます。
しかし虫歯や歯周病治療などに比べると非常に専門性が高い治療となるため、誰でも簡単にできる治療ではありません。
インプラント治療は医師によって差が出る治療法なのです。
治療の失敗や不具合を防ぐためには、適切な歯科医院選びが必要になります。
・カウンセリングが丁寧か
・事前説明が徹底しているか
・インプラント治療の実績が豊富か
・設備が整っているか
・口腔内の治療に精通しているか
上記のポイントに注目して適切な歯科医院を選んでください。
本記事では、インプラントを除去しなければならなくなる原因と除去する方法について解説しました。
治療後は次のような原因によって除去しなければならなくなる可能性があります。
・インプラント体の破損
・インプラント周囲炎
・アレルギー症状
・術後の神経麻痺
・手術の不具合
・噛み合わせ
・上顎洞炎
インプラントの再手術となると難しい治療になるケースが多いです。
トラブルの原因を排除できれば、インプラントを長持ちさせられます。
そのため日々のメンテナンスなどを徹底していきましょう。
監修:理事長/齋藤和重
2023/07/06
何らかの事情で歯を失った場合でも、見た目や噛み合わせを回復できるのがインプラント治療です。
このインプラントを埋入する手術には、1回法と2回法という術式があるのをご存知でしょうか。
この記事では、インプラントの術式とそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。
1回法と2回法ではどのような流れでインプラント治療が進んでいくのかを詳しく説明しているのでご覧ください。
インプラント治療を成功させるためには、それぞれの骨や口腔内の状態に合った治療法を選択する必要があります。
この記事をご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
そもそもインプラント治療とはどのような治療法かと言うと、虫歯や歯周病など何らかの原因で歯を失った場合に、金属製の人工歯根を埋め込み、人工歯を装着する方法です。
インプラントは歯があったときと同じような見た目・噛み心地に回復するのを治療の目的としています。
歯を失ったとしてもインプラント治療を行えば、見た目も良くなりしっかり噛めるようになるでしょう。
歯を失った場合の治療法としては、インプラント治療の他に「入れ歯」や「ブリッジ」などがあります。
インプラント治療は周囲の歯を削らずに治療ができ、審美性や機能性に優れているため、他より人気が高い治療法です。
顎の骨にしっかりと固定されるインプラントですが、どのような構造になっているのでしょうか。
インプラントは、以下3つのパーツで構成されています。
・インプラント体(人工歯根)
・被せ物(人工歯/上部構造)
・アバットメント
インプラント治療では、まず歯がなくなった部分の歯茎にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込み、アバットメントという歯の土台となるものを装着します。
その上に被せ物(人工歯/上部構造)を被せると治療が終了です。
インプラントの術式には以下の2種類があります。
・1回法
・2回法
どちらの術式で行うかは、患者さんの顎骨や口腔内の状態などによって変わってきます。
そこで一人ひとりの状態に合わせた最適な治療法を選択する必要があるのです。
それぞれの方法を詳しく解説しますので、ご確認ください。
インプラントの「1回法」は、外科手術を1回のみ行う治療法です。
インプラント体を埋入する際にアバットメントを歯茎の上に出した状態にしてインプラントと顎の骨と結合するのを待ちます。
その後に結合を確認して上部構造を被せる方法です。
インプラント1回法の治療は以下の流れで進んでいきます。
①インプラント体の埋入
②インプラント体と骨の結合
③上部構造の装着
1回法の治療の流れを具体的に説明します。
歯を失った部分に局所麻酔を打ってから歯茎を切開します。
その後、専用のドリルを用いて顎の骨に穴を開け、インプラント体を埋め込んでアバットメントを取り付けますが、このときアバットメントを歯茎の外に出しておきます。
これで外科手術が終了です。
インプラント体の埋入から骨が定着するまでの間、仮のアバットメントで対応する場合もあります。
②インプラント体と骨の結合
インプラント体と顎の骨がしっかり定着するまでの結合期間に入ります。
結合期間は患者さんの骨の状態や部位によって異なりますが、およそ3~6ヶ月程度です。
③上部構造の装着
インプラント体がしっかり定着したら、上部構造の型取りが必要です。
そして、上部構造が出来上がったら、アバットメントに上部構造を取り付けていきます。
仮のアバットメントを装着している場合は最終的なアバットメントに取り替えます。
上部構造を装着後、噛み合わせを念入りに調節して、問題がなければ治療が終了です。
インプラント1回法には以下のようなメリットがあります。
・外科手術が1回で済ませられるため体の負担が少ない
・治療回数が少ない・インプラント治療をしてから被せ物が入るまでの治療期間が短い
・治療のコストを抑えられる
・その日のうちに仮歯を入れられ、食事ができる
外科手術を1回で済ませられるため、患者さんの負担が少ないのが大きなメリットです。
インプラントの1回法には以下のようなデメリットもあります。
・骨の厚みや量が必要であるため、適応にならない場合がある・歯茎の上にアバットメントが出ている状態のため、骨移植をした場合など感染リスクが高くなる
1回法ではアバットメントを露出した状態で結合期間に入るため、その期間は口腔内を清潔に保つ必要があります。
歯科医院によっては1回法を行っていない場合もあるので注意しましょう。
1回法で使われるインプラントには以下の2種類があります。
・1ピース型・・・インプラント体とアバットメントが一体型のもの
・2ピース型・・・インプラント体とアバットメントが分かれているもの
2回法では2ピース型を使いますが、1回法では2ピース型だけでなくインプラント体とアバットメントが繋がっている1ピース型を使う場合があるのです。
それぞれのメリット・デメリットをおさえておきましょう。
メリット |
デメリット |
|
1ピース型 |
・2ピース型よりパーツが少ないため費用を抑えられる ・工程が簡単で治療期間が短くなる |
・骨の量が少ない場合、アバットメントで調整できない ・アバットメントに不具合があった場合でもインプラントごと治療する必要がある |
2ピース型 |
・アバットメントを自由に選べるので、様々なケースで使用できる ・アバットメントに合わせて被せ物の形を変えられる。 |
・1ピース型よりパーツが多いため、費用が少し高くなる ・被せ物が入るまでの工程が1ピース型より多いため治療期間が長くなる ・アバットメントをつけた後にネジが緩んでしまう場合がある |
インプラントの2回法は、外科手術を2回に分けて行う治療法です。
1回目の手術でインプラント体を完全に埋め込んで縫合し、インプラント体と顎の骨が結合した後、再び歯茎を切開してアバットメントを装着し、上部構造を取り付けるという方法になります。
インプラント2回法の治療は以下の流れで進んでいきます。
①インプラント体の埋入と歯茎の縫合
②インプラント体と骨の結合
③歯茎の切開とアバットメントの装着
④上部構造の装着
では、2回法の治療の流れを具体的に説明します。
①インプラント体の埋入と歯茎の縫合
歯を失った部分に局所麻酔を打ってから歯茎を切開します。
その後、専用のドリルを用いて顎の骨に穴を開け、インプラント体を埋め込みますが、アバットメントは取り付けず歯茎を縫合して定着するのを待ちます。
②インプラント体と骨の結合
インプラント体と顎の骨がしっかり定着するまでの結合期間に入ります。
結合期間は患者さんの骨の状態や部位によって異なりますが、およそ3~6ヶ月程度です。
③歯茎の切開とアバットメントの装着
インプラント体と顎の骨がしっかり定着したのを確認したら、二次手術です。
まず、局所麻酔を打ってから歯茎を切開し、インプラント体にアバットメントを連結させます。
その後、歯茎の回復を待つ期間を設けます。
④上部構造の装着
歯茎が回復したら、上部構造の型取りを行います。
上部構造が出来上がったら、アバットメントに上部構造を取り付けていきます。
上部構造を装着後、噛み合わせを念入りに調節して、問題がなければ治療が終了です。
インプラント2回法の主なメリットは以下の通りです。
・1回法よりも感染リスクが低い・安全性が高い
・様々な症例に対応できる
2回法は1度目の手術の後歯茎を完全に閉じるため、1回法よりも感染リスクが低くなります。
人によっては顎の骨の量が足りなかったり全身疾患があったりして1回法に適応できません。
しかし2回法では様々な症例に適応するという点もメリットです。
インプラント2回法には以下のようなデメリットがあります。
・歯茎を2回切開するので、負担がかかる・歯茎を切開して治癒を待つ期間があるため治療期間が長くなる。
2回法は外科手術が2回必要で、そのぶん負担がかかります。
手術を2回に分けるため、治療期間が長くなってしまうのは避けられません。
インプラント治療においては、患者さんの口腔内の状態や治療計画によって様々な手術が必要になるケースがあります。
手術の方法やメリット・デメリットを紹介するので参考にしてください。
骨造成とは、骨を増やすために行う手術です。
インプラント体を顎の骨に埋め込む際に骨の量や厚みが足りなかった場合でも、骨造成をすれば、骨の量や厚みを増やして安全に手術が行えるようになります。
骨造成によって、インプラント治療が難しいと思われる場合でも治療に耐えられる土台づくりができるでしょう。
一方で、治療期間が長くなったり、生活習慣や全身疾患がある場合は骨造成ができなかったりする場合もあるので注意が必要です。
骨造成手術の術式にはソケットリフトやサイナスリフトがあります。
ソケットリフト
ソケットリフトは、主に上顎の奥歯の骨が局所的に薄い場合に、骨補填材を入れて骨再生を行う治療法です。
上顎洞部分の骨が少し足りない場合に行われる施術となります。
治療を行うためにはインプラントが固定できる5mm以上の骨の厚みが必要です。
サイナスリフト
サイナスリフトは、ソケットリフト同様に小鼻の脇にある上顎洞の底部に骨補填材を埋入して骨再生を行う治療法です。
この方法は、骨の厚みが5mm未満、または広範囲にわたって多数の骨が欠損しているような場合に対象となります。
サイナスリフトはソケットリフトと比較して、より広範囲にわたっての骨造成が可能です。
抜歯即時埋入法というのは、抜歯と同じタイミングでインプラント手術を行う方法です。
一般的なインプラント治療では、歯を抜いた部分の傷が回復してからインプラント体を埋入します。
それに対し、抜歯即時埋入法では歯を抜いた直後にインプラント体を埋め込むため、治療期間が短く手術回数を減らせるのです。
一方、感染症のリスクが高まるほか、対応している歯科医院が少ないというデメリットもあります。
オールオン4は、最小で4本のインプラントによって全ての歯を支える治療法です。
一般的なインプラント治療では、1本のインプラント体を顎の骨に埋め込み、アバットメントを装着して上部構造を固定します。
一方、オールオン4では最小4本のインプラント体を埋め込み、そこに一つの入れ歯のようになっている歯茎がついた上部構造を装着するのです。
オールオン4の上部構造には4本の人工歯がついており、少ないインプラント体で失った全ての歯を補うことができます。
しかし十分な骨の量が必要であるため、適応する症例が限られる治療法です。
インプラントオーバーデンチャーとは、インプラントと入れ歯の両方を組み合わせたもので、取り外しができる入れ歯をインプラントで固定する治療法です。
外科手術によって顎の骨に埋め入れた2~4本のインプラントを埋入し、歯を磁石の吸引力などにより入れ歯を安定させます。
ワンタッチで取り外しができるため、高齢の方でも外しやすいものの、歯を入れるまで3〜6ヶ月程度の期間が必要です。
本記事ではインプラントの術式について解説しました。
インプラント治療は1回法・2回法という術式があり、どちらが優れているというわけではなく、患者さんのお口や骨の状態によって治療方法が変わってきます。
どちらの治療にもメリットとデメリットがあるため注意が必要です。
適切な歯科医院選びを行うと、治療の疑問点を解消できます。
インプラント治療は、万が一歯を失った場合でも、元の歯のように機能させられる大切な治療法です。
自分に合った方法を選択して、安心して治療を進めましょう。
東京都品川区YDC審美インプラント治療専門ガイド
監修:山手歯科クリニック(大井町・戸越公園) 理事長/齋藤和重