2024/08/05
1.インプラント治療中の歯がない期間について
こんなお悩みありませんか?
・インプラント治療中に歯がない期間があると聞いて不安を感じている
・仮歯や入れ歯を装着することへの疑問
・見た目や発音に対する心配
インプラント治療を検討している多くの患者様が、このようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。治療中の歯がない期間についての不安や、仮歯や入れ歯に対する疑問、見た目や発音に関する心配はよくあることです。スマイルパートナーズ山手歯科では、こうした不安をしっかりと解消し、安心して治療を受けていただけるよう、患者様一人ひとりに寄り添った対応を行っています。
2.インプラント治療とは?
インプラントの基本情報
インプラント治療は、失った歯の代わりに人工の歯根を顎骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療方法です。この人工歯根は通常、チタンで作られており、生体適合性が高く、骨としっかり結合します。インプラントは自然な見た目と機能を提供し、噛む力や発音にも影響を与えず、まるで自分の歯のように感じることができます。
他の治療方法との違い
他の治療方法にはブリッジや入れ歯がありますが、インプラントとはいくつかの点で異なります。
・ブリッジ: 隣接する健康な歯を削って支えにする必要がありますが、インプラントは単独で機能するため、健康な歯を保護します。
・入れ歯: 取り外しが必要で、装着感や安定性に課題がありますが、インプラントは固定されているため、自然な感覚で使用できます。
インプラントの利点と欠点
・利点
*自然な見た目と機能: インプラントは天然の歯と見分けがつかないほど自然で、噛む力や発音も元の状態に近づけます。
*長期間の安定性: 顎骨と結合することで、しっかりと固定され、長期間にわたって安定した状態を保ちます。
*健康な歯に影響を与えない: 周囲の健康な歯を削る必要がなく、他の歯への負担がありません。
*顎骨の維持: 顎骨に刺激を与えることで、骨の吸収や萎縮を防ぎ、顔の形状を維持することができます。
・欠点
*治療期間: インプラントが顎骨と結合するまでには数ヶ月かかることがあり、治療全体の期間が長くなることがあります。
*コスト: 他の治療方法に比べて初期費用が高くなることがありますが、長期的な視点では費用対効果が高いとされています。
*手術の必要性: 外科的な手術が必要であり、全身の健康状態や顎骨の状態によっては適用できない場合があります。
インプラント治療の流れ
・カウンセリングと診断
最初にカウンセリングを行い、患者様の希望や不安をお伺いします。その後、詳細な診断を行い、最適な治療計画を立てます。
・インプラント埋入手術
インプラントを顎骨に埋め込む手術を行います。手術後、インプラントと骨が結合するまで数ヶ月待機します。
・上部構造の装着
インプラントが骨と結合した後、人工の歯(上部構造)を取り付けます。この段階で、見た目や機能がほぼ元の状態に戻ります。
・メンテナンスとフォローアップ
治療後も定期的なメンテナンスが重要です。スマイルパートナーズ山手歯科では、治療後のフォローアップを丁寧に行い、長期的な健康維持をサポートします。
3.歯がない期間とは?
インプラント治療中の待機期間について
インプラント治療は、多くの患者様にとって、失った歯を取り戻すための安心で効果的な方法です。しかし、治療の過程で一時的に「歯がない期間」が生じることがあります。この期間は、インプラントが顎骨としっかり結合するために必要な時間を確保するためのものです。
なぜ歯がない期間が必要なのか
インプラントが顎骨と結合するプロセスは「オッセオインテグレーション」と呼ばれ、このプロセスが成功することでインプラントは安定し、長期間にわたって機能します。オッセオインテグレーションが確実に行われるためには、以下の理由から一定の待機期間が必要です:
・骨とインプラントの結合: インプラントが骨にしっかりと結合するまでには時間がかかります。これにより、インプラントの安定性と耐久性が保証されます。骨とインプラントが強固に結びつくことで、将来的なトラブルを防ぎ、長期にわたって健康な状態を保つことができます。
・治癒期間の確保: 手術後の炎症や腫れが引き、骨がしっかりと再生するためには適切な治癒期間が必要です。手術後の初期段階では、インプラント部位が敏感であり、無理な力が加わると結合が不十分になる可能性があります。そのため、治癒期間中は慎重なケアが求められます。
・負担の軽減: この期間中にインプラントに過度な負荷をかけることを避けることで、成功率が高まります。インプラントが完全に安定するまでの間、噛む力やその他のストレスを軽減することで、治療の成功率が高まります。
待機期間の具体的な内容
インプラント治療における待機期間は、通常3ヶ月から6ヶ月程度です。この期間中に、以下のような対応を行います:
・仮歯の装着: 治療中の見た目や機能を保つために、仮歯を装着します。仮歯は自然な見た目を提供し、発音や食事にも支障が出ないように設計されています。仮歯を装着することで、患者様は治療中も自信を持って日常生活を送ることができます。
・一時的な入れ歯の提供: 必要に応じて、一時的な入れ歯を使用することもあります。これにより、治療中でも快適に過ごすことができます。一時的な入れ歯は、審美性と機能性を兼ね備えており、治療中の不便さを最小限に抑えることができます。
・定期的なチェック: 治療中は定期的に診察を行い、インプラントと骨の結合状態を確認します。これにより、治療が順調に進行しているかどうかを常に把握することができます。定期的なチェックにより、問題が発生した場合でも早期に対応することが可能です。
4.歯がない期間の長さ
インプラント治療における「歯がない期間」とは、インプラントを顎骨に埋め込んだ後、骨とインプラントがしっかりと結合するまでの期間を指します。この期間中は、仮歯や一時的な入れ歯を使用して、見た目や機能を補います。
一般的な待機期間の目安
インプラント治療の待機期間は、通常3ヶ月から6ヶ月程度です。この期間は、インプラントが骨と結合し、安定するために必要な時間です。以下に、一般的な待機期間のステップを示します。
・初期治癒期間: 手術後の1〜2週間は、炎症や腫れが引くのを待つ期間です。この期間中は、特に注意深く口腔内をケアする必要があります。
・骨結合期間: 3〜6ヶ月間、インプラントが顎骨と結合するのを待ちます。この期間中は、インプラント部位に過度な力をかけないようにすることが重要です。
・仮歯装着期間: 必要に応じて仮歯を装着し、見た目や機能を補います。仮歯は自然な見た目を提供し、日常生活での不便を最小限に抑える役割を果たします。
個々のケースによる期間の違い
待機期間は、患者様の個々の状況によって異なります。以下の要素が待機期間に影響を与えることがあります。
・骨の状態: 顎骨の質や量が十分である場合、待機期間が短くなることがあります。一方、骨が薄い場合や骨量が不足している場合は、骨移植が必要となり、待機期間が延長されることがあります。
・全身の健康状態: 患者様の全身の健康状態も重要です。糖尿病などの慢性疾患がある場合、治癒期間が長くなることがあります。
・喫煙習慣: 喫煙はインプラント治療に悪影響を及ぼすため、喫煙者の場合は治癒期間が延びることがあります。禁煙を推奨することで、治療成功率を高めることができます。
待機期間を短縮する方法
スマイルパートナーズ山手歯科では、患者様の治療期間をできるだけ短縮するための方法を取り入れています。以下の方法が効果的です。
・最新の技術の活用: 高度なインプラント技術や治療法を使用することで、待機期間を短縮することが可能です。例えば、即時荷重インプラントなどの技術を活用することで、治療期間を大幅に短縮できます。
・適切なケアと指導: インプラント治療中の適切な口腔ケアと生活習慣の指導を行うことで、治癒期間を短縮し、成功率を高めることができます。患者様には、定期的なメンテナンスとフォローアップを受けることを強くお勧めします。
・個別の治療計画: 患者様一人ひとりの状態に合わせた個別の治療計画を立てることで、効率的に治療を進めることができます。患者様の生活スタイルや希望を考慮した治療プランを提供します。
5.歯がない期間中の対処法
インプラント治療中に歯がない期間が生じることは、患者様にとって不安や心配の原因となることが多いです。しかし、スマイルパートナーズ山手歯科では、こうした期間を快適に過ごせるよう、さまざまな対策とサポートを提供しています。ここでは、仮歯や入れ歯の装着方法、審美性と機能性を保つための工夫、そして日常生活への影響とその対策について詳しく説明します。
仮歯や入れ歯の装着方法
治療中に歯がない期間を快適に過ごすために、仮歯や一時的な入れ歯を使用します。
・仮歯の装着: インプラント埋入後、治療が進むまでの間に仮歯を装着します。仮歯は、見た目や機能を補うために重要な役割を果たします。仮歯の装着は、患者様の個々の状況に合わせて行われ、自然な見た目と使用感を提供します。
・一時的な入れ歯の使用: 必要に応じて、一時的な入れ歯を提供します。これにより、治療中でも見た目や発音、食事に大きな支障をきたすことなく過ごすことができます。入れ歯は取り外しが可能で、簡単に清掃できるため、衛生面でも安心です。
審美性と機能性を保つための工夫
治療中も審美性と機能性を保つために、以下の工夫を行っています。
・仮歯のデザイン: 仮歯は患者様の自然な歯に近い色や形にデザインされます。これにより、治療中でも笑顔に自信を持つことができます。
・発音のサポート: 仮歯や入れ歯は、発音に影響を与えないよう設計されています。初めて装着する際には少しの違和感を感じることがありますが、すぐに慣れることができます。
・食事のサポート: 仮歯や入れ歯を装着している間でも、通常の食事が可能です。ただし、硬いものや粘着性のある食べ物は避けることが推奨されます。これにより、仮歯や入れ歯の破損を防ぎます。
日常生活への影響とその対策
治療中の歯がない期間は、日常生活に影響を与えることもありますが、適切な対策を講じることで快適に過ごすことができます。
・口腔ケアの徹底: 仮歯や入れ歯を使用している期間中も、通常の口腔ケアを徹底することが重要です。歯磨きやデンタルフロスを使って、口腔内を清潔に保ちましょう。
・定期的なチェック: 定期的に歯科医院でチェックを受けることで、仮歯や入れ歯の状態を確認し、必要に応じて調整を行います。これにより、快適な使用感を維持できます。
・生活習慣の見直し: 喫煙や過度の飲酒はインプラントの治癒を遅らせる可能性があるため、生活習慣を見直すことも大切です。健康的な生活習慣を維持することで、治療の成功率を高めることができます。
6.仮歯や入れ歯のメリット
インプラント治療中に歯がない期間が生じることがあります。この期間を快適に過ごすために、仮歯や入れ歯が重要な役割を果たします。ここでは、仮歯や入れ歯のメリットについて詳しく説明します。
見た目を保つための仮歯
仮歯は、インプラント治療中の見た目を保つために非常に重要です。以下のようなメリットがあります。
・自然な見た目: 仮歯は患者様の自然な歯に合わせた色や形で作られるため、治療中でも自然な笑顔を保つことができます。これにより、周囲の人々に治療中であることを気づかれにくくなります。
・自信の向上: 見た目が自然であることで、患者様は治療中でも自信を持って人前に出ることができます。これは、仕事や社交の場面で大きなメリットとなります。
・治療のサポート: 仮歯は、歯肉の形状を保つためにも重要です。これにより、最終的なインプラントの装着がスムーズに行えるようになります。
噛み合わせや歯並びを維持するための入れ歯
治療中に一時的な入れ歯を使用することは、噛み合わせや歯並びを維持するために役立ちます。具体的なメリットを以下に示します。
・噛む機能のサポート: 入れ歯を使用することで、通常の食事を取ることができます。これにより、治療中もバランスの取れた食生活を維持することができます。
・歯並びの維持: 歯が抜けたまま放置すると、隣接する歯が動いて歯並びが乱れることがあります。一時的な入れ歯を使用することで、これを防ぎ、正しい歯並びを維持することができます。
・発音のサポート: 入れ歯は発音にも影響を与えます。特に前歯が抜けている場合、発音が難しくなることがありますが、入れ歯を装着することで発音が改善されます。
発音のしやすさの改善
仮歯や入れ歯は、発音のしやすさを改善するためにも重要です。特に以下の点がメリットとなります。
・自然な発音: 歯がない状態では、一部の音を正確に発音することが難しくなります。仮歯や入れ歯を装着することで、歯のない部分を補い、自然な発音が可能になります。
・スムーズなコミュニケーション: 発音がスムーズになることで、日常のコミュニケーションが円滑になります。これは、仕事やプライベートの場面で非常に重要です。
・自信の向上: 発音が改善されることで、患者様は自信を持って話すことができます。これにより、コミュニケーションの質が向上し、社会生活が豊かになります。
7.仮歯や入れ歯の注意点
インプラント治療中に仮歯や入れ歯を使用することは、見た目や機能性を保つために非常に重要です。しかし、これらを適切に使用し、長持ちさせるためには、いくつかの注意点があります。以下に、仮歯や入れ歯の使用時に注意すべきポイントを詳しく説明します。
強い力を加えない
仮歯や入れ歯は、天然の歯ほど強くはありません。そのため、以下のような点に注意する必要があります。
・硬いものを噛まない: 仮歯や入れ歯は強い力に弱いため、硬い食べ物や物を噛むのは避けましょう。例えば、氷、硬いキャンディ、ナッツなどは仮歯や入れ歯を破損する可能性があります。
・極端な力を避ける: 開栓や道具の代わりに仮歯や入れ歯を使うのは避けてください。これらの行為は、仮歯や入れ歯に過度な負担をかけ、破損の原因となります。
・片側での噛みすぎを避ける: 片側だけで噛む癖があると、特定の部分に負担がかかりやすくなります。できるだけ両側で均等に噛むよう心がけましょう。
硬いものや粘着性のある食べ物を避ける
仮歯や入れ歯は、特定の食べ物によって損傷しやすくなることがあります。以下の点に注意してください。
・粘着性の食べ物を避ける: キャラメルやガムなどの粘着性のある食べ物は、仮歯や入れ歯にくっついてしまうことがあり、取り外す際に破損する可能性があります。
・硬い食べ物を避ける: 硬いビスケットやクラッカー、フランスパンのような硬い食べ物は、仮歯や入れ歯に負担をかけるため避けるようにしましょう。
・食べ物の小さな破片に注意: 小さな骨や種子が含まれている食べ物も注意が必要です。これらが仮歯や入れ歯に挟まると、破損や不快感を引き起こすことがあります。
清潔を保つためのケア方法
仮歯や入れ歯を長持ちさせ、口腔内の健康を保つためには、適切なケアが欠かせません。以下のケア方法を実践してください。
・毎日のブラッシング: 仮歯や入れ歯も天然の歯と同様に、毎日のブラッシングが必要です。柔らかい歯ブラシを使用し、やさしく磨くことで、汚れや食べかすを取り除きます。
・適切な洗浄剤の使用: 入れ歯専用の洗浄剤を使用し、定期的に入れ歯を浸けることで、バクテリアの繁殖を防ぎます。市販の洗浄剤を使用するか、歯科医院で推奨される製品を使用しましょう。
・定期的なチェック: 定期的に歯科医院で仮歯や入れ歯の状態をチェックしてもらいましょう。フィット感が悪くなった場合や、痛みがある場合は、早めに調整してもらうことが大切です。
・夜間の保管方法: 入れ歯は、夜間に外して水に浸けて保管することで、乾燥を防ぎ、形状を維持します。乾燥すると素材が劣化しやすくなるため、適切な保管方法を守りましょう。
8.歯がない期間の生活の工夫
インプラント治療中の歯がない期間は、患者様にとって不安や心配の種となることが多いです。しかし、いくつかの生活の工夫を取り入れることで、快適に過ごすことができます。ここでは、食事の工夫、日常生活での注意点、そして仮歯や入れ歯のメンテナンスについて詳しく説明します。
食事の工夫
治療中の歯がない期間でも、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。以下のポイントを参考にしてください。
・柔らかい食べ物を選ぶ: 硬い食べ物は仮歯や入れ歯に負担をかける可能性があるため、柔らかい食べ物を選びましょう。例えば、スープ、シチュー、ヨーグルト、豆腐、蒸し野菜などが適しています。
・細かく切る: 食べ物を細かく切ることで、噛む力を分散させ、仮歯や入れ歯への負担を軽減することができます。これにより、食事中の違和感も軽減されます。
・噛みやすい食材を選ぶ: 魚や鶏肉などの噛みやすい食材を選び、料理方法にも工夫を凝らしましょう。煮込み料理や蒸し料理がおすすめです。
・温度に注意: 極端に熱いものや冷たいものは、仮歯や入れ歯に負担をかけることがあるため、適温の食べ物を選びましょう。
日常生活での注意点
治療中の歯がない期間を快適に過ごすために、日常生活での注意点を守ることが大切です。
・口腔ケアを徹底する: 毎日のブラッシングやデンタルフロスの使用は欠かさず行いましょう。特に仮歯や入れ歯の周りの清潔を保つことが重要です。
・適切な水分補給: 口腔内の乾燥を防ぐために、こまめに水分を補給するようにしましょう。これにより、口腔内の健康を維持することができます。
・無理な力をかけない: 歯がない部分や仮歯、入れ歯に無理な力をかけないように注意しましょう。特に硬いものを噛んだり、前歯でかみ切ったりする行為は避けるようにしてください。
・定期的なチェック: 定期的に歯科医院でのチェックを受け、仮歯や入れ歯の状態を確認してもらいましょう。フィット感が悪くなった場合は、早めに調整してもらうことが大切です。
仮歯や入れ歯のメンテナンス
仮歯や入れ歯を清潔に保つことで、快適な使用感を維持し、口腔内の健康を保つことができます。以下のメンテナンス方法を実践してください。
・毎日のブラッシング: 仮歯や入れ歯も天然の歯と同様に、毎日のブラッシングが必要です。柔らかい歯ブラシを使用し、やさしく磨くことで、汚れや食べかすを取り除きます。
・入れ歯専用の洗浄剤の使用: 入れ歯専用の洗浄剤を使用し、定期的に入れ歯を浸けることで、バクテリアの繁殖を防ぎます。市販の洗浄剤を使用するか、歯科医院で推奨される製品を使用しましょう。
・夜間の保管方法: 入れ歯は、夜間に外して水に浸けて保管することで、乾燥を防ぎ、形状を維持します。乾燥すると素材が劣化しやすくなるため、適切な保管方法を守りましょう。
・定期的な調整: 仮歯や入れ歯は使用しているうちにフィット感が変わることがあります。定期的に歯科医院で調整を受けることで、常に快適な状態を保つことができます。
9.インプラント治療の流れ
インプラント治療は、失った歯を取り戻すための効果的な方法ですが、治療の流れや各ステップについて知ることは、患者様にとって重要です。ここでは、スマイルパートナーズ山手歯科でのインプラント治療の流れを、カウンセリングから治療完了までのステップ、各ステップでの具体的な内容と注意点、そして術後のケアとメンテナンスについて詳しく説明します。
カウンセリングから治療完了までのステップ
インプラント治療は、複数のステップを経て進行します。それぞれのステップで、患者様の状態に合わせた最適な治療を行います。
①カウンセリング
②初期診断と治療計画の立案
③インプラント手術
④治癒期間
⑤アバットメントの装着
⑥最終的な歯の装着
⑦術後のフォローアップとメンテナンス
各ステップでの具体的な内容と注意点
①カウンセリング
カウンセリングでは、患者様の希望や不安を詳しく伺い、インプラント治療の概要を説明します。この段階で、患者様の口腔内の状態をチェックし、治療が適しているかどうかを判断します。
・注意点: どんな質問でも気軽に相談してください。不安や疑問を解消することが治療の第一歩です。
②初期診断と治療計画の立案
初期診断では、レントゲンやCTスキャンを使って口腔内の詳細な状態を把握します。その結果を基に、最適な治療計画を立てます。
・注意点: 詳細な診断結果に基づく治療計画をしっかり確認し、納得のいくまで説明を受けましょう。
③インプラント手術
インプラント手術では、人工歯根(インプラント)を顎骨に埋め込みます。手術は局所麻酔を使用し、痛みを最小限に抑えながら行います。
・注意点: 手術後は、出血や腫れが起こることがありますが、通常数日で治まります。術後の指示に従ってケアを行ってください。
④治癒期間
インプラントが顎骨としっかり結合するまでの期間です。通常、3〜6ヶ月かかります。この間、仮歯や入れ歯を使用して日常生活を送ります。
・注意点: 治癒期間中は、インプラント部位に過度な負担をかけないようにし、定期的なチェックを受けましょう。
⑤アバットメントの装着
インプラントと顎骨がしっかり結合した後、アバットメントと呼ばれる連結部品を装着します。この部品は、最終的な人工歯を支える役割を果たします。
・注意点: アバットメント装着後も口腔内の清潔を保ち、感染を防ぐためのケアを続けてください。
⑥最終的な歯の装着
最終的な人工歯をアバットメントに装着します。人工歯は、患者様の自然な歯に合わせた色や形で作られ、見た目や機能も自然に仕上がります。
・注意点: 最終的な歯が装着された後も、しっかりとした口腔ケアを行い、健康を維持しましょう。
術後のケアとメンテナンス
インプラント治療が完了した後も、定期的なケアとメンテナンスが必要です。インプラントは長期間使用できるためには、日常的なケアと定期的なチェックが欠かせません。
・毎日の口腔ケア: 歯磨きやデンタルフロスを使って、インプラント周囲の清潔を保ちましょう。
・定期的な検診: 半年に一度のペースで歯科医院での検診を受け、インプラントの状態をチェックします。
・生活習慣の改善: 喫煙や過度の飲酒はインプラントに悪影響を与える可能性があるため、健康的な生活習慣を心がけましょう。
10.よくある質問
インプラント治療を考えている患者様にとって、治療中の不安や疑問は多くあります。ここでは、よくある質問に対する回答をまとめ、患者様が安心して治療を受けられるようにサポートします。
インプラント治療中の不安解消
Q1. インプラント手術は痛いですか?
A1. インプラント手術は局所麻酔を使用して行われるため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。術後に多少の痛みや腫れが生じることがありますが、適切な処置と鎮痛剤の使用で快適に過ごせます。
Q2. 手術後の腫れや出血はどのくらい続きますか?
A2. 手術後の腫れや出血は通常1週間以内に収まります。冷湿布を使用し、頭を高くして休むことで腫れを軽減できます。出血が続く場合は、早めに歯科医に相談してください。
Q3. インプラントが体に合わないことはありますか?
A3. インプラントは高い生体適合性を持つチタン製で作られているため、拒絶反応は非常に稀です。しかし、アレルギー反応や感染のリスクはゼロではないため、手術前に詳細な診断と相談を行います。
仮歯や入れ歯に関する疑問点
Q1. 仮歯はどのくらいの期間使用しますか?
A1. 仮歯の使用期間は個々のケースによりますが、通常3〜6ヶ月間です。インプラントと顎骨がしっかりと結合するまでの間、仮歯を使用して日常生活を快適に過ごしていただけます。
Q2. 仮歯や入れ歯で食事は普通にできますか?
A2. はい、仮歯や入れ歯を装着している間でも通常の食事が可能です。ただし、硬いものや粘着性のある食べ物は避け、柔らかい食べ物を選ぶとより快適に過ごせます。
Q3. 仮歯や入れ歯のメンテナンス方法を教えてください。
A3. 仮歯や入れ歯は毎日ブラッシングし、清潔を保つことが大切です。入れ歯専用の洗浄剤を使用し、定期的に浸け置き洗浄を行ってください。また、夜間は取り外して水に浸けて保管することで、乾燥を防ぎます。
その他よくある質問とその回答
Q1. インプラントの費用はどのくらいですか?
A1. インプラントの費用は、治療の範囲や使用する材料、クリニックによって異なります。一般的には、1本のインプラントにつき30万円〜50万円が目安となります。詳細な見積もりは、カウンセリング時にお伝えします。
Q2. インプラント治療の成功率はどのくらいですか?
A2. インプラント治療の成功率は非常に高く、約95%と言われています。ただし、患者様の口腔内の状態や全身の健康状態によって異なるため、事前の診断と綿密な治療計画が重要です。
Q3. インプラントはどのくらいの期間持ちますか?
A3. 適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで、インプラントは10年以上持つことが期待できます。定期検診と日々の口腔ケアを怠らないことが長持ちの秘訣です。
インプラント治療中の歯がない期間は、多くの患者様にとって不安や心配の種となることが多いですが、スマイルパートナーズ山手歯科では、患者様が安心して治療を受けられるよう、さまざまなサポートを提供しています。この記事では、治療の流れや仮歯・入れ歯のメリット、日常生活の工夫、よくある質問とその回答について詳しく説明しました。
スマイルパートナーズ山手歯科では、患者様一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングと最適な治療計画を提供しています。インプラント治療に関する疑問や不安がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。私たちは、患者様の笑顔と健康を全力でサポートいたします。
東京都品川区YDC審美インプラント治療専門ガイド
監修:医療法人スマイルパートナーズ 理事長/齋藤和重
『山手歯科クリニック大井町』
住所:東京都品川区東大井5丁目25−1 カーサ大井町 1F
『山手歯科クリニック戸越公園』
住所:東京都品川区戸越5丁目10−18
*監修者
医療法人社団スマイルパートナーズ スマイルパートナーズ山手歯科
*経歴
1990年 鶴見大学歯学部卒業。1991年 インプラント専門医に勤務。1999年 山手歯科クリニック開業。
2001年 INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS卒業。
2010年 医療法人社団スマイルパートナーズ設立。
*所属
・ICOI国際インプラント学会 指導医
・ICOI国際インプラント学会 ローカルエリアディレクター
・ITI国際インプラント・歯科再生学会 公認 インプラントスペシャリスト
・日本口腔インプラント学会 会員
・日本顎顔面インプラント学会 会員
・国際審美学会 会員
・日本歯科審美学会 会員
・日本アンチエイジング歯科学会 会員
・INTERNATIONAL DENTAL ACADEMY ADVANCED PROSTHODONTICS(2001年)
・CID Club (Center of Implant Dentistry)所属
・国際歯周内科研究会 所属
・5-D JAPAN 所属
・デンタルコンセプト21 所属
・インディアナ大学歯学部 客員 講師
・南カルフォルニア大学(USC)客員研究員
・南カルフォルニア大学(USC)アンバサダー
・USC (南カルフォルニア大学)歯学部JP卒
・USC University of Southern California)センチュリー・クラブ
・プレミアム・メンバー
※詳しいプロフィールはこちらより