よくあるご質問
インプラントに関する質問
最低16歳以上（骨の成長がほぼ終了）で、医学的、解剖学的に条件が満たされている限りどなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の上限はありません。
医師の指導の下に十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状をお伝えください。
歯槽膿漏にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを埋入することはできません。治療と正しい歯磨きを身に付け、歯槽膿漏を直した後、インプラントを埋入します。
抜けた歯1本に対して必ずしも1本のインプラントを埋入する必要はありません。顎の骨の状態によっては埋入できない場合もあります。また、インプラントで維持させる床のついた義歯を入れる場合は少ない数のインプラントで大丈夫です。
一般的に、顎の骨に埋入したインプラントが周りの骨と結合するのに要する期間は、使ったインプラントと患者さまの骨の状態によりますが、6～24週間です。
その後、上に歯を入れるための期間がかかる場合とすぐに入れられる場合があります。ケースにより期間が異なりますので詳細はお問い合わせください。
仮歯や仮の入れ歯を入れておきます。見た目も食事をするにも問題はありません。
極限られた特別な場合以外は入院の必要はありません。しかし、普通のインプラント手術でも手術後2～3日はゆっくりされることをお勧めします。
インプラントはチタン製でとても丈夫ですので、何か問題が起こらなければ半永久的にお口の中で機能します。
しかし、歯磨きが十分にできないでインプラントの周りに歯石が付いた状態のままにしていると、天然歯と同様、歯槽膿漏のような状態になり、インプラントの周りの骨が痩せてグラグラ動いてしまいます。
このようになったインプラントは抜くしか方法がありません。インプラントを長持ちさせるためには、毎日しっかり歯磨きをし、必ず定期検診を受けてチェックと専門家によるメンテナンスを受けてください。
インプラント治療は自由（自費）診療ですので、診察を含め保険は適用できません。使用するインプラントの本数や種類、上に装着する人工歯の種類、症例の難易度によって費用は異なります。事前に当センターまでご相談ください。
口の中だけの局所麻酔をしてからインプラントを入れますので、ほとんど痛みは感じません。処置時間は約30～120分です。ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くないわけではありません。手術後1～2日痛みや腫れが出る場合がありますが、通常すぐに治まります。
1～2日の腫れている間は食事がしづらくなります。また、感染しやすい期間でもあります。そのため下記5点を守っていただければと思います。
・食事は硬い物を避け、ジュースやスープなどの流動食や栄養バランスに優れたベビーフードなどを摂ってください
・当日あるいは翌日くらいまでは多少出血が続きますが、強くうがいはしないでください
・大きく口を開けたり、笑ったりするのも避けてください
・薬は指示通りにきちんと服用してください
・歯磨きは手術当日はやめ、その後も当センターの指導に従ってください
インプラントが、骨と結合する（オッセオインテグレーション）率は、当センターでは上顎のインプラントは97％、下顎のインプラントは99％以上です。骨と結合しない原因は、骨密度や、糖尿病、歯周病菌による感染、喫煙などが考えられます。もし、結合しなかった場合は再手術を行います。万が一、結合しなかった場合は費用をいただきません。
インプラントは顎の骨としっかりくっついて丈夫な土台となり、リンゴ、沢庵、煎餅、アワビの造り、スルメなどほとんどの物をしっかり噛めます。以前の自分の歯以上かもしれません。
